木村敏の本を読んでいます。
科学好きっ子が行き着く先は、私とは何か、です。もっとも、頭の良い人はそういうことは考えないという判断をするのかもしれません。
まあでも、私というのが脳の中の信号でできている、というのは分かったような気になりますが、どうして一人と言えるのでしょう。というか、ここでいう一人とは何か、です。
右手の神経が繋がる脳と、左手のそれは違う脳の部分なのでしょうけれど、それを私の左手、右手と一人の部分として認識しているのは何なのでしょう。
脳を見ていても解けそうにありません。
やはり、哲学的なアプローチが有効なんじゃないかと思います。
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