広辞苑第6版を買った。買ったのは電子辞書の追加コンテンツ。第5版が入っているけれど、古いから追加。
広辞苑を最初に買ったのは第3版だった。手元に実物がないのでいつ買ったのかはわからない。20年くらい前だろうか。たぶん、小説を書くために買ったのだ。でも、必ず広辞苑を引いていたわけではなく、普通は岩波の国語辞典を使っていて、意味の気になる単語だけ広辞苑で確認していた。
マタイ書くらいは読んでおけ、と言われそうで、まったくもってその通り。でも、1コリの「山を動かす〜」のところは、以前に「愛がどうの」という話題で引用しているのを思い出した。それで覚えていないというのは駄目駄目である。
某スタンダールの新訳がこき下ろされている。翻訳が悪いというわけではなくて(悪い部分もあるらしいけれど)日本語がおかしいとか、ごっそり抜けているとか、そういう翻訳以前の部分が問題みたいだ。悪い訳だと言われると読んでみたくなるけれど、読むなら既刊の訳書のほうだろうか。ちなみに原文はWikipediaからリンクされている。
少しカゼのような気も。
そういうときは寂しいのだった。
たとえば、彼女が欲しいのねという詩?の一節があったが、これはどういう意味なのだろう。この彼女が定冠詞か不定冠詞か、というようなところは些末な問題だと思うが、欲するというからには何かを得るんだろうか。
寂しいというのは欠落部分があるというか充足するべき隙間があるということか。
人間の生物的制約は、寂しい。
たとえば、それは僕には関係ないはずの部分なのだが、それによって寂しい。
関係ないはずの部分の補填は、常に純粋な愛に依っている。
いつもそれを忘れている。
砂連尾理さんと踊る
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