あらゆるもののうちで最も美しく最も愛らしい女性の青春でさえも、絶望でしかない、幸運の賜物以外のものではない。
とか言っていますが、まあそれは置くとして……
絶望しているのか絶望していないのかというのが単純ではないようで。なかなか深いものがある。
ボク絶望していますーと言っているから絶望しているとは言えないのである。そりゃそうだ。
ただ、逆もあるようで。一見普通なんだけど、それが絶望だったりする。いったい絶望とは何か。
とにかく、
絶望することができるということは無限の優越である。──とキルケゴールは言う。
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