2008/07/07

変化しているか

先日、名古屋の地下鉄、鶴舞線の荒畑駅で降りて、古書店に寄ってきた。
社会人になって就職し、しばらくこの駅で降りて会社に通った。最後に来たのが10年ちょっと前。町並みは変わっていて。どちらかと古い建物は建て替えられ、言うなれば、繁栄しているようであった。
その頃のことを少し思い出す。
楽しいこともあったような気もする。でも、いったい何のために無理をして働いていたのだろうか。

名古屋駅のユニモールという地下街、そこで知人に会って少し話す。ユニモールは専門校生の時に2年間歩いた通り道である。
今思えば、あまり有意義ではなかったというか、無駄に過ごしていたような気もする。毎日、本屋に寄って帰ったので、その時に買った本(おもに日本のSF文庫)が残っているというくらいだろうか。

とくに感慨深いというわけでもない。そういうこともあったというだけである。
先のことを思わなかったわけではない、と思う。実現していないのは、本当に望んでいないか、傲慢なエゴイズムであったか。あるいは、実は望んだことになっている、か。

今、私は何を望んでいるのか。
何年後かに私がいるとすれば、どこにいるのか。
ここを訪れたとき、何を思うのだろうか。

私はどこに行けばいいのか。

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