京都はいつの間にか祇園祭も終わり、八月になっています。京都の夏は暑いと言われていますが、愛知の夏よりも暑いと感じるほどではないようです。もっとも、日中はクーラの中にいることが多いので、判っていないのかもしれません。
いつの年だったか、夏に、線路で写真を撮ったことがありました。線路から公園へ移動して、そのあとさらに別の場所で何枚かの写真を撮りました。歩いて移動するのがちょっと大変でしたよね。あの時は、写真を撮ることだけを考えていました。考えていたというのは違うかもしれません。写真を撮ることだけをしていた、と言えば良いのでしょうか。そんなに一生懸命撮らなくても良かったよね。と思いだして可笑しくなるのですが、あの時の写真はもう撮れないのですから、あれで良かったのだろう──そう思います。
今年、あなたのいない京都の夏は、すこし寂しいような気もします。いえ、何が違うというわけでもないので、あるいはそれは錯覚なのでしょうか。
もうすぐ立秋ですが、まだしばらく夏の日が続きます。
今年の夏は何を撮ろうか。
背景になるものを、いつの間にか探しています。
『図書館詩集』刊行!
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ぼくの第十詩集にあたる『図書館詩集』が7月30日に刊行されました。版元は書肆リヴェルリ。長らく左右社の編集者だった東辻浩太郎さんが独立してはじめた新しい出版社の最初の本です。
各地の図書館で滞在制作するシリーズ、もとはウェブマガジン「水牛」に2022年11月から2023年10月にかけて連載していただいたも...
4 日前

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