「明日床屋へ行く」というのを仏作文してみた。
床屋は chez le coiffure または salon de coiffure
chezというのは「の家」という前置詞だから、まあ日本語で言う「ん家」みたいな感じか。
明日、はdemain
まあこれは決まり。
行く、という動詞はaller
日本語では出てこないが、一人称の主語「私は」のJe が必要になる。
これだけの部品があれば作文できる。
動詞の時制が問題になるのだが、まず単純未来にしてみる。 allerの一人称の単純未来はirai allerというのはよく出てくる動詞なので、無茶苦茶な不規則動詞なのである。
J'irai chez le coiffeur demain. ジレ シェル クワフル ドゥマン
je が j'になっているのは、母音の省略エリズィオンである。アンシェヌマンとリエゾンというのもある。いつもどれがどれだか分からなくなる。
さあ、出来た。と思ったが、どうも気に入らない。
aller+不定詞 という、近い未来の用法がある。英語もbe going toというのがある気がする。
Je vais aller chez le coiffeur demain. ジュベザレ シェル クワフル ドゥマン
vaisは「ベ」でsは発音されないが、続く語が母音のときはsが発音されるようになる。これがリエゾン。
未来形よりも、こっちの方がよい気がする。床屋に行くのはほとんど決まっているからである。
作文は完成した。通じないことはないと思われるが、床屋というのが3語になっているのが少し気になる。
Je vais aller au coiffeur demain.
ググってみると、au でも良さそう。chezに代えて場所を表す前置詞 à を使う。à leは縮約形 au になる。 これでも通じるのだろう。
Je vais au coiffeur demain.
仏語は現在と近未来はあんまり区別されない。demainと付いているので、このように現在の時制にしても問題なさそうである。
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