愛を探していた。愛そうとしていた、ということかもしれない。しかし、探しているところにはそんなものはなかった。たとえば、優しいという動詞は、いくら製錬しても愛にはならない。
求められていたのは、愛ではない。そして、おそらく優しさでもない。
愛というものが何か。
それが分からずに探しているのだから、無理と言うよりも無謀である。
落ち着いて考えれば、分かることである。だが、それが分からなかったのは、そもそも、愛を探しているわけではなかった、ということではないか。
・・・続
夏至おめでとう
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6月21日(日)、埼玉県飯能のメッツァヴィレッジでの夏至祭に出演しました。まずカフェ脇の工芸室・図書室クラフトビブリオテックで、小島敬太くんとぼくの『サーミランドの宮沢賢治』(白水社)をめぐるライヴパフォーマンス。ついで屋外、宮沢湖畔で、夏至の篝火への点火式を。ぼくの詩の朗読と、小島くんの新曲
Hono ...
2 日前
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