2008/10/01

独り言

必要十分以上の脳を持ってしまった人間の不幸。
われわれは何者で、どこから来て、どこへ行くのか。

寂しいというのは間違いではない。
間違いではないが、それよりも、独りが怖い。


独りでないと生きられない、独りでいたい。
独りでも生きられる、独りである。
独りでは生きられない、独りではいたくない。

大きすぎる脳で、未来という概念を知ってしまったわれわれは何を思うのか。
そんなようなことが、小松左京氏の本に出てきた。

過去のある時点よりは、苦しくないのではないか、比較可能なのであれば、事実そうなのかもしれない。

しかし、悲壮感を地でいっている気がするが、情けないというか、莫迦ではないか。
まあ、仮に、というか事実そうだとしても、こういうものは進歩しないのである。

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